遅れスイッチ電源タップの製作


 室内でエアブラシするときに必要なのが、換気扇です。僕は扇風機を窓の外へむけて使っていましたが、最近は各社から塗装ブースが販売されています。

 換気扇、コンプレッサーそれぞれのスイッチを操作するのが面倒と感じたことはないでしょうか?入れっぱなしにするのもひとつの方法ですが、ケチな僕には電気料金がもったいないです。また、夏・冬のエアコンを効かせた空気が必要以上に出て行くのも具合悪いです。最初は市販の「スイッチつきコンセント」で連動させてその問題を解決していたのですが、同時に換気扇とコンプレッサーが切れると塗料ミストが残ります。スイッチが連動しつつ、換気扇だけを遅れて切れないか?ということでホームセンターで見つけたのが「遅れスイッチ」。これで自作できます。

製作したものがこちら。↓

遅れスイッチは3分型で、スイッチを入れると2系統同時に電源が入り、
スイッチを切ると1系統はすぐに切れ、もう1系統は3分後に自動的に切れる仕組みです。

 機能的にはまったく問題ないのですが、2年ほど使っていていくつか気になるところが出てきました。

1.移動させづらい
2.ケースがみっともない


ケースはこの用途に合った物でないため、
ケーブルの出口をエポキシパテで無理やりふさいでいるのが不恰好。

 以上に加えて、模型用途には通常のコンセントもついていたほうが便利ではないか?ということで2号機の製作にかかりました。


 用意したのは
●電子式遅れスイッチ×1
●オヤイデ電気のダブルコンセントBOX×1
●コンセント1口型×4
●コンセント取り付け枠×2
●コンセントプラグ×1
●丸型圧着端子×2
●棒型圧着端子×2
●2.0muキャブタイヤケーブル約2m
●2.0mu単線ケーブル少々


↑電子式遅れスイッチ
1号機は機械式だったので、3分のカウントダウン時
じー、という音がしていましたが、こちらは無音です。


スイッチと連動するコンプレッサーと換気扇のコンセントだけ
「抜け止め式」
を使っています。
通常コンセントと区別する意味もありますが、
スイッチは足の指で操作するので、
コードを引っ掛けて抜けないように選びました。


実際の配線です。
配線を間違えると危険なので、テスターも併用して注意深く。
キャブタイヤケーブルの端末は圧着端子で処理して差し込みます。
一応、極性管理もしています。


コンセントからコンセントへの配線は
単線ケーブルで行います。


遅れ回路の負荷に注意。
ドライヤーを繋ぐと「焼け」ます。(実験済み。笑)


完成です。
通常コンセントは電気スタンドやMr.ドライブースを繋ぐと便利。

 エアブラシが快適になった、ペルシャたろーでした。05/12/30

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